所得1億円超だと税負担率はこんなに低い、金持ち優遇の実態
↑にある画像が一億円の壁と呼ばれるものの元ネタの一つのようだが、まったくもってインチキなグラフですな。
一億円の壁はそもそもインチキグラフから導き出された話で財務省の手のひらで踊らされているだけだな
インチキグラフはあるし、誤解を呼ぶ省略はあるし糞だな 財務省の犬か? / “所得1億円超だと税負担率はこんなに低い、金持ち優遇の実態”
横軸は等間隔じゃないのでそういう場合は折れ線グラフにしてはいけない。
なので、正しそうなグラフに変えてみました。
まずは全体
全体を散布図にしてみました(↑の2014年分)
何ですかこの左端は(縦に並んだ点は実は1億円以下の部分です)。
全ての図の点からX軸Y軸に垂直におろした線で囲まれる面積が納税額です。
下がるわけではなく株式などの税制が違うものの割合が増えて実質下がっているかのように見せられてるインチキグラフですな
ちなみに上のグラフは点と原点の間の長方形の面積が納税額に相当するはず
一億円の壁ってほぼ線の人と面積がある人の差でしょ 本当に次元が違う ミスリーディングにも程がある
一億円の壁はインチキグラフから導き出されたものですね
一億円未満の部分とそれ以降でスケールが違うけど税負担率という率で比べている(本来はプロットのグラフにしないといけないのに折れ線グラフになってる所も悪質)
一億円の壁はインチキグラフでのミスリーディングなので正しいグラフで比べると全然壁なんてないですな
あのグラフを正しく書くとインチキがよくわかる
このグラフのどこに一億円の壁(1億円の壁)があるか言えますか?
1億円以下の部分
1億円以下の部分だけの図
1億円以上の部分
1億円以上の部分だけの図
全体と同じですね^^;
この図の一番左端の点は1億円なので一つ上の図での右端の点で示される面積と同じになるというのに注意して見比べてみてください。
y-Aki
元(統計)データは https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/tokei.htm にあるので、そのうちもうちょっといいグラフを作るかもしれない^^;
匿名
インチキではなく、対数グラフのように大きい数字の横軸を短くしているだけですね。
分布に大きな偏りがある数字を扱う場合は、よく用いられますよ。
また、税額ではなく税率について語られており、1億円時点がピークになっているため、こちらも「壁」と表現してもおかしくはないかと思われます。
y-Akiから匿名への返信
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対数グラフも知っていますが、元のグラフは対数でもなんでもないですね。
対数グラフは比率が均一であるべきなのに、元のグラフは全然均一ではありません。
単に元統計での所得の範囲を横に並べただけです。(元統計の間隔自体金額帯で間隔が異なる)
あと、これはもう古い(知見もデータも)のと、
適切な値で描けていない(範囲の上限でプロットしていて100億円以上が描けないので省略している)ので、
そのうちにもっと新しいデータでちゃんとした記事を上げる予定です^^;。