前回は1億円の壁の嘘を暴いてみましたが、これはグラフ自体の問題点の一部を示しているだけでした。(リニアにしたら税額は大きい)

データがあまりに古い(7%(2013年)から15%(2014年)に変わった時のデータ)のとプロット方法が少し適切でなかった(階層の上限金額でプロットしていた)ので、最近よく使われている2019年の確定申告統計データを元にグラフをまともにしてみましょう。

東京水道マイネット ~料金をネットで確認~というサービスがある。
通常は水道料金は2ヵ月に1回の更新である(たぶん)。
で、上記の水道マイネットではパスワードが6ヵ月経つと無効になって新しいパスワードを指定しないといけない。
すなわち、同じパスワードで使用できるのは3回(分の請求)となり、4回目からは新しいパスワードになるというアホな設定となっている。
これでは安易なパスワードを設定したくなるので逆効果なのではないか。

一億円の壁の嘘(1億円の壁の嘘)

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2022-12-15T09:10+0900 追記: もっとちゃんとした壁に関する記事を書いたので、そっちを参照してください。1億円の壁の真実(一億円の壁の真実)
所得1億円超だと税負担率はこんなに低い、金持ち優遇の実態
↑にある画像が一億円の壁と呼ばれるものの元ネタの一つのようだが、まったくもってインチキなグラフですな。

一億円の壁はそもそもインチキグラフから導き出された話で財務省の手のひらで踊らされているだけだな

インチキグラフはあるし、誤解を呼ぶ省略はあるし糞だな 財務省の犬か? / “所得1億円超だと税負担率はこんなに低い、金持ち優遇の実態”

横軸は等間隔じゃないのでそういう場合は折れ線グラフにしてはいけない。
なので、正しそうなグラフに変えてみました。